ラウンドや練習で、身体のあちこちが痛くなりますが、悪いスイングが原因だったりするので書き留めておこうと思います。
首・肩の痛み
先日のウィンザーパークでのラウンド後、首と肩がとても痛くなり、しばらく練習はお休み。湿布が手放せませんでした。大きな原因は、「緊張」と「力み」。
力むと、身体が柔軟に動けなくなり、連動しにくくなります。結果、一部だけにブレーキがかかった様になり、負担が大きくなるのだと思います。
始めてから3年目になりますが、ゴルフの難しさは、静と動が入り混じっている所だと常々感じます。
止まったボールを、長〜い棒の先に付いた、小さな金属の塊の一面で打つ。その瞬間アドレスと少しでも違うと、とんでもないショットになります。手元がほんの少しずれただけで、フェイスの向きも変わり、ボールは予期しない方向へ飛んでいきます。
正確なショットを目指す上でよく耳にするのが、頭は動かさない、とか、膝の高さを変えない、とか、顔を上げない、とか、手首の角度をそのままで、とか、どこかを止めておく言葉です。確かに動かない部分はありますが、これを「絶対だ!」と思ってしまうと、首と肩を痛める事になりかねません。 最近やっと分かって来たのですが、「動かさない」訳ではなくて、結果的に「動かない」らしいのです。私は、「動かさない」と聞くと、一生懸命動かない様に意図的に「止めておこう」と努力するので、余計に連動しなくなり、挙句、どうしたらいいのか分からなくなるくらい、動きがバラバラになりました。
ラウンド中の緊張や、心の変化で、乱れることは頻繁にありますが、スイングは、身体の軸を中心に、足から頭まで、身体全体の連動であることを、忘れない様にしたいです。
首や肩が痛くなる理由
人は緊張したり、力みがあると、なぜか肩に力が入ります。そして、大抵の場合上半身に力が入ると、下半身からは動けなくなり、手だけで打つことになります。肩に力が入っているのに、手でクラブをブンブン振り回せば、固まって動かない所に、どんどん力を加えて行くのですから、なお負担がかかることになります。
また、頭の位置がほぼ動かないのはインパクトの瞬間までで、その後は、上体が自然に起き上がるのと一緒に頭も動いていきます。その自然な流れを無理に止めてしまえば、首に負担が掛かります。
後は、打ち放題で練習する時に、休む間もなく連続で打っていると、ずっと下を向いたままになるので、これも首や肩が痛くなる原因になっていると思います。
対処法
・ラウンド中、緊張している時は、深呼吸し、首を長く保つ感じで肩を下げる。両手をだらんと下げ、全体重が足の裏にかかっているのを感じてみる。どこでも使えるリラックス法です。
・クラブを左方向(左利きの方は右方向)へ思い切り振り抜く様に、全力で連続素振りをする。
左へ振り抜く意識に集中出来ると、ボールに当てに行かなくなり、スイングの軌道が改善されます。また、全力で連続素振りをすると、勝手に足から動く様になり、自然に身体の軸が安定して、肩の力は抜けて行きます。
・どこか一箇所だけを動かない様にするのではなく、大きな軸の意識を作る。
軸は「背骨」と言う人もいるし、「頭」、「首の付け根」や「丹田」などもよく聞きます。個人的な感覚ですが、限定されると、「点」に意識を集中しやすくなり、逆に「軸」が作りにくいので、今はスタンスをとった時の「胴体」を軸としてイメージしています。大きな軸をイメージすると、1軸なのか2軸なのかもあまり考える必要が無くなり、その軸さえしっかりしていれば他は動いても良いと、意識を変えることが出来ます。
・打ち放題の練習の時は、いつも決まったスタンスで打つためにも、1球毎に打席を外して、構え直す方が身体に負担が掛からず、よりラウンドに近いシチュエーションで練習出来ると思います。
ただ、構え直す、だと意識が薄くなる時があるので、1球毎にどこへボールを運ぶのかを決めて練習するのも良い方法です。
改善するには
スイングには身体の連動が重要ですが、アドレスの位置(形)に戻せないとミスショットになりますので、そこを崩さずにどう連動させるかを身体で覚え込むことが大切だと思います。
方法としては、クラブを持たずにゆっくりの動作で大きな軸を意識しながら素振りをします。鏡の前で行うか、知識のある人に見てもらうと良いです。
今の私のチェックポイントは
- アドレス フェイスの向き・飛球線と身体の向き
- グリップがグリップが身体から離れすぎていないか
- 左足の踏み込みで切り返す
の3点です。
それから、ラウンド中に調子が悪くなってしまった時の対処法を見つけておく事。
これは、球に当てに行っている時や、上体が優勢になっている時に、感情の変化なども含め、自分がどの様な状態になっているか、把握するところから始めます。練習やラウンドの後に振り返り、記録を残しておくと傾向が分かってきます。その時に、どう対応したか、その結果はどうだったか。また、どうしたら改善できたかを考え、実行して行く。これを繰り返します。
ちなみに、今の私の対処法は、「クラブを思いっきり早く振り回す」です。自分なりに、こうすれば自然体に戻れるスイッチの様なものを見つけておくと、本番の時にとても助けになります。また、日頃からリズム良くスイングする事も心掛けておくと、リズムを取れば元に戻れるきっかけになったり、あまり考え過ぎずにスイング出来る様になるのでおすすめです。
おすすめの品
・メトロノーム スイングのリズムを作るのに使用しました。今はスマホアプリで無料の物があるのでそちらを使うと練習場でも使えて便利です。私は♩=90の4拍子で合わせました。自分が一番動きやすくてナイスショット出来るリズムと速度を見つけるのが鍵です。
Tempo Lite ←こちらのアプリはピアノを弾く時にも使っているのですが、テンポに合わせて光るので、音を消しても使えます。
・姿見 スイングを客観的に見ることが出来ます。お風呂場の鏡は幅30cm位と狭いのですが、ずれると鏡からいなくなるので、胴体が流れていないか見分けがつき易いです。クラブは持たずに動作をチェックします。
・ゴルフスイング練習用品「ワンスピード」 左右で硬さが違うので、柔らかい方でしなりを体感出来たり、硬い方で早く振る、軸を作る等それぞれ違った練習ができます。私は、オレンジをウォーミングアップやストレッチに使っています。
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追記:昨日の練習で思い切り力が入りまくり、手に豆が沢山出来てしまいました。
水膨れと、豆が破けた痛みに、今日の練習はどうしようかな。。。と考えさせられています😢
原因は、ドライバーで軽く250y位は飛ばす店長が、私の3Wで200y、5Wで180y飛ばすのを見て負けたくなかったの。振り返ると、かなう訳ないじゃんね〜と笑いが込み上げて来るのですが、すぐ負けん気スイッチが入っちゃう。。。力みは良くないよって言ってる側から、反省です。折角最近力抜いて打てる様になって来ていたのにな〜また1から出直します😆💦
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